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鍼治療
灸治療(温熱治療)
脊柱・骨盤調整法
整体治療について
鍼灸以外のツボに行う刺激よる治療

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鍼治療

鍼治療はいくつかのタイプがあります。

左から:
中国鍼 0.40mm  
中国鍼 0.30mm
日本鍼 0.16mm  
日本鍼 0.12mm
髪の毛 0.14mm 程度


1)脈診術、腹診を用いた経絡治療

手首の脈を触りまた、お腹を診ることでの東洋医学的な診断を行い、体調不良の原因を内臓との関係から見つけ出し、経穴、経絡への鍼刺激で内臓とのバランスを整える治療をします。

また、慢性疾患等には、鍼で皮膚に刺激を与え、皮膚・筋膜繊維にわずかな損傷を与え、炎症反応を意図的に、しかも繰り返し起こすことによって、免疫力を段階的に高めていきます。(子供の頃、野原で自然を相手に擦り傷や切り傷を作ってもたいした治療をしないで過ごせた人は、大人になっても強力な自然治癒力を持ち合わせている場合があります。これは子供の頃、創傷と治癒を繰り返しているうちに自然治癒力が高められていたからです。)

鍼灸治療はきわめて小規模ではありますが、意図的に、創傷と治癒を繰り返し起こさせることによって、自然治癒力を高めていく治療法です。

2)中国鍼式治療

やや長く太い針を用いた「中国鍼」式治療を行います。筋肉を内部まで深く刺激して、「得気」といって鍼が急所によく響く刺激を引き出し、痛みを和らげます。

3)耳鍼について

鍼治療の中でも耳鍼によるダイエットや、禁煙の鍼は有名です。これは中国で発見された耳つぼといわれる全身に対応する耳の反射領域がありそれを使っての治療方法です。「置き鍼」といってシールタイプの鍼を使う方法と、直接耳に鍼を刺す方法を用います。

         
耳鍼(直接鍼) 耳鍼(円皮鍼シール付き)

4)手の反射領域を使った「手指鍼」治療

鍼治療の中で耳以外にも手にも全身の反射領域があり、それを利用した治療方法です。(手の鍼式リフレクソロジーに似ていて、直接鍼を使います。)

この治療は手に「置き鍼」を使う方法と、直接鍼を刺す方法(はっきりいってとても痛いですが、その痛みはより多くの反射反応を多く引き出します)があります。「生理学者の Penfield and Rasmussen の大脳皮質反射領域」からも示されているように、手への鍼刺激は手局部の反応ではなく神経を介して脳の広い範囲に到達し、おもに脳下垂体をまで刺激が届き、ホルモン分泌を鼓舞し治癒反応を高めると考えられます。治療経験からすると特に、ストレス反応性の痛みに対して効果があります。

5)美容のための鍼

鍼刺激には、神経系、内分泌系、ホルモン系を介しての治療反応作用が指摘されています。ですから治療の反応が早く出るものからゆっくりと安定して出るものまで、幅広く対応しています。鍼をすることにより 副腎皮質ホルモン「 DHEA- S」の分泌が高まっているといわれています。すなわち、鍼をすることで抵抗力の落ちた免疫力 , 体力を副作用なく活発にさせることが出来るようになっているのです。また「DHEA - S」値の高い人はあらゆる病気について死亡率が低く、心臓疾患で死亡する人も半減するという報告がありました。つまり、副腎皮質ホルモンの分泌を高めることによって、老化防止や、生活習慣病の予防にも非常に良い効果があると考えられるのです。細くやわらかい鍼を使って浅く皮膚を刺激します。補法といってじんわり温まるような鍼の刺し方をして、効果を高めます。

 

         
腰部への鍼治療(刺しかた) 腰部への鍼治療(置鍼)

 

   
鍼での百会穴(頭頂部)への刺激

6)低周波治療器によるパルス刺激治療 、鍼通電療法

7)鍼パルス通電治療

刺入した鍼に低周波を使った電気刺激を加え筋肉の収縮を起こし筋肉の緊張を取り、痛みを抑える治療方法もあります。
ツボ刺激を効果的に高めることができます。

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灸治療(温熱治療)

  1. 直接灸‐直接肌の上に米粒大の大きさのもぐさを据え、わずかな火傷を起こさせて、白血球への刺激を導きだし免疫力を上げる方法です。
  2. 間接灸‐もぐさと皮膚の間に薄くスライスした生姜やにんにくをはさんだりしてお灸に火をつけます。生姜やにんにくの成分もそれぞれが治療の効果に加わります。
  3. 棒灸‐葉巻状のお灸を皮膚に近づけて温めます。冷えを予防し身体を温めます。
  4. 温灸‐皮膚を温めるために使います。使い捨てカイロや、赤外線治療器もこれらに属します。
  5. 灸頭鍼‐鍼を刺した上にもぐさを載せて火をつけます。輻射熱のよる温熱効果と遠赤外線の刺激を皮膚に伝えます。
 

 

直接灸(米粒大)にお線香で火をつけたところ

自宅で行う場合お灸の煙でのにおいがしばらく残りますのでご注意下さい。

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脊柱・骨盤調整法

これは、理学療法の「関節包内運動学」や「モビリゼーションテクニック」を元にした技術を応用しています。特に筋肉と関節の「痛み」や「拘縮」などの疾患、及び自律神経の調整に用います。脊柱及び背骨の関節は、脊髄および脊髄神経反射領域を介して上肢・下肢の筋肉、血管のコンディションをと共に脳脊髄液、髄膜のコンディションを調整しています。頸部から骨盤部までを一つずつ丁寧に触診し、凝りや痛みの原因となっている関節をつまみ、ゆっくり伸ばしたり、ひねったり、震わしたりして治療します。

脊柱・骨盤調整法は脊椎関節にソフトにアプローチし調整する、安全・確実で 「痛みのない治療法」 です。激しい刺激ではないので、炎症性、急性疾患にもアプローチできます。

特に、ギックリ腰や、寝違い、筋違いなど、筋骨格系、整形外科系への痛みの疾患を得意とします。また、骨格や神経系などに注目しているため、職業・生活習慣などで生じる骨格の歪みや機能的な異常部を触手の感覚から発見し、整えていくことで、人体の持つ自然代謝力を活かし、自然に回復に導き、また再発の可能性を低くする事を主な目的としています。 この脊柱・骨盤矯正治療は末梢神経部の障害や内臓不調にも有効なケースがあります。脊髄神経はその通路である脊椎の間に位置する椎間孔から所定の場所(内臓等)に脳の指令を伝え、逆に内臓や抹消部の情報を脳にフィードバックしています。これが自然代謝の主な仕組みです。ところが、脊椎の歪みなどにより椎間孔が圧迫され神経の出入り口が狭くなって神経が圧迫されたり、酷いときには椎間孔が塞がれてしまったりする事があり、自然代謝力が損なわれているケースがあるからです。

また頸部から骨盤部にかけては特に凝りや緊張の原因となる自律神経の治療ポイントとして重要なところです、凝りや、痛みで、慢性的に緊張していると自律神経のアンバランスを引き起こしてしまいます。

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整体治療について

日本における整体治療は流派や、理論、アプローチの違いにより統一した治療方法にまとまっていません。私もそうですが、長年の治療経験を持ってくるとその人なりの治療テクニックが培われてきて OO 式整体治療などと云われ発展して行きます。数年後には私の治療もそのように体系付けられてくるかと思いますが、現在のところ、ツボを使った刺激であったり、筋肉を緩めたり、背骨や骨盤を調整する治療であったりしています。効果的な治療法を集めて私なりにアレンジして治療しています。要は苦痛を取り除く手段として効果的なものは全て取り入れようという考えで治療に当たっています。今のところ私アレンジした整体治療法は筋肉の緊張、スパズム、凝り、関節の動きをとらえ、筋肉を緩ませるたり、揉みほぐしたり、押したり、たたいたりして身体の歪みを整えます。場合によっては「つよ揉み」といってややきつめの刺激により筋肉内のコリを揉みつぶすような治療を混ぜることがあります。また逆に軽擦といって皮膚のテンションを撫で擦るように落ち着かせる治療です。急所を使うことによってやや痛み感をだすこともありますが、ツボを響かせ気持ちよくするなどの刺激を使って自律神経を介してのちの回復力、自然治癒力を引き出します。 最近は脊柱・骨盤調整法との複合した治療として行っています。

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鍼灸以外のツボに行う刺激よる治療

1)円皮鍼
直径 1 ミリ、長さ 1 ミリ程度のごく微小な画鋲状の鍼を絆創膏シールで押さえツボ刺激をします。治療効果を長く持たせるのに有効です。

   
円皮鍼の大きさ(小さな画鋲大のはりで皮膚の中に入ってしまう心配はありません)

2)皮内鍼
長さ約 2 〜 3 ミリの鍼で皮膚下 0.1 〜 2 ミリのところに鍼をとどめ、絆創膏シールで押 さえ、痛みを調整します。関節部などの動きやすい皮膚の上でも使えます。

3)銀粒によるツボ刺激ゴマ状の小さな銀の粒を絆創膏シールで押さえつぼを刺激します。鍼の刺激や金属アレルギーのある人に用います。

4)提鍼によるツボ押し

 

 

提鍼ー皮膚に刺さない鍼で、ツボを押し響かせる刺激をします

5)小児鍼による刺激
子供用の刺さない鍼です。こすったり、引っかいたり、つんつん刺激したりします。

 

 

4種類の擦る鍼

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